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↑奥さまは甘やかされたい。はこちらから



電子書籍化のお知らせ。

電子書籍化のお知らせ。

 

 

 

電子書籍化にあたり色々思うことなど。

 

インスタ&Xでもお知らせしましたが、ブログ&インスタで自主連載していた「奥さまは甘やかされたい。」がタイトルを変えて電子書籍されることになりました!!!

 

これもひとえに、いつも読んでくださる皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。

今日は、ブログというこの場所で、本音をちょっとだけ話そうかと思います。

まず、電子書籍化のお声をかけていただいた時感じたのは、嬉しさ、驚き、そして不安でした。

嬉しいのは大前提として聞いていただきたいのですが、電子書籍化されるということは「有料」であるということ。

私の漫画をお金を出して買って下さる方がいるのか…そもそもお金を出す価値が、私の漫画にあるのか。

そう感じてしまいました。

今の時代、無料で漫画が大量に読めます。個人で出されてる方も沢山いらっしゃるので、漫画を読む機会も増えたのではないかなと思います。

無料で読んでると「これ無料なの?お金出したいんだけど…!!」という作品も沢山あります。(オタクは推しにすぐ課金したがる)

もちろん、無料で読んで、作者に収益が入るというシステムはあるとは思うのですが「私自身がお金を出して作者様を応援したい…!」みたいな気持ちになるんですよね。

で、自分にそれだけの価値があるのかな、と。

そう思ってしまったんです。

こんなこと言うと、書籍化に携わってくださった方々、読者の方々にすごく失礼なんですけれども、「無料」で読める今の時代だからこそ、自分の漫画がどうあるべきか、考えていきたいなと思いまして、書かせていただきました。

「なんで無料で読めないの?」

「無料で読めないなら読みません」

そんな言葉を見たことも何度もあります。

そしてその中で「イヤなら読まなきゃいい」

という言葉。

たしかに。わかる。私も好きな作家さんにそんなこと言ってる人見ると思う「じゃ、読まんくていいわ!」と。

でも、そう思うのも事実だけれど、なぜかその言葉にスッキリしない自分もいるのだ。

それはきっとそういった読者の気持ちが少しわかるからかもしれない。

例えば1話から10話まで無料で、11話から有料なら「あー…次は課金するのか〜」って思う時は正直ある。というか、そういう戦略だと重々承知なのはわかってる。

そこで「もちろん課金!(コミックでてたら買っちゃう)」という風に読者を思わせるのは、それはもう作者の漫画の魅力次第なのではないだろうか。

だから、「なんで無料じゃないの?」に対して、作者が「イヤなら読まなきゃいい」と思うのはきっと、言ってはならないことなのではないのだろうか。

他の方が言ったり思うのは別として。(そしてもちろん作品に対しての誹謗中傷は例外である。)

ただ一言「買ってください。応援してください。」

それだけの気持ちを私は持っていきたいなと思います。

でも実際そんな事言われたら私は「イヤなら読まんでいいわ!」っ思うと思うので(思うんかい)、そこはでも「イヤなら読まないでください」じゃなくて「そんなこと言わず…!どうか買って読んでください!!セールもいずれあるので!!」とお伝えしたい。もちろん買う買わないは読者様の自由だ。

そして自分は、どうやって、漫画で返していくか。それを考えながら描き続けていきたい。

この、コンテンツをどうやって浸透していくか、この市場でどうやって闘っていくのか。

これ書いてて思い出したんですが、以前自分が似たような記事を書いたので、よかったら読んでいただけると嬉しいです。→【ブログ限定】無料コンテンツの消費について語る。

不安な気持ちはあるけれど、作品に対しては悩みながらもいつだって全力な気持ちで描いていたことは間違いないのです。

「奥甘」、娘が乳児〜2歳に描いてたやつなんですが、娘がまとまって寝てくれるようになったとはいえ保育園預けてない時よく描けていたなと(笑)

それぐらい、描いていて楽しかったんです。

っていうかそもそも、「作者のそんなお気持ちなんて知らんわ!!こっちは読みたいから読む!欲しいから買う!!面白かったらまた読むし、つまんなかったらもう読まん!!」ですよね。

本当にそうよな。

私の、作者のお気持ちじゃなくて、皆さまの「好き」な気持ちが1番だし、何より作者にとっての1番の原動力がそれです。

でも買って欲しいのは事実です!(笑)

最後になりますが、声をかけてくださった担当様、電子書籍化に携わってくださった方々、協力してくれた旦那、ブログという場所で漫画を描かせてくれたNAPBIZブログ運営チームの皆様。

そして何より、いつも私の漫画を読んで下さる読者の皆さま。

本当に、ありがとうございます。

読者の皆さまのおかげで、こうして一つの作品として形にしていただけることになりました。

これからも、漫画を描き続けられますように。

2023.11.24 おみき

 

配信先▶︎Amazon Kindle、楽天コボ、コミックシーモア、LINEマンガ(待てば無料)などで配信されます🙇‍♀️

 





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